NILM(エヌアイエルエム・ニルム)は大丈夫のしるし 2016年8月22日fclifcli 近年、子宮頸がん検査の結果に「NILM」という略号が、登場しています。これは「(がん等の)腫瘍性の変化は見られない」という表現で従来のクラスI~IIに相当し、問題ありません。 よく、NILMのあとに「炎症」や「扁平上皮化生(ヘンペイジョウヒカセイ)」を併記してあります。子宮の入り口にあたる子宮腟部は細菌感染などによって軽い炎症を繰り返しますがたいていは自力でなおしてしまいます。炎症などの刺激で傷ついた細胞が自然治癒力で修復される過程で見られる細胞が「扁平上皮化生細胞」で治療も心配もいりません。